超素人でもできた!秋田木工のスタッキングスツールで、座面張り替えをしてみた。

今年やりたかったことの一つである「椅子の座面張替え」にチャレンジしました!

剣持勇のスタッキングスツールがやってきた

この椅子、どこかで一度は見たことのあるデザインと思った方も多いと思います。

日本を代表するデザイナーである剣持勇さんの代表作でもあるスタッキングスツールは、1955年にデザインされて、1958年に日本の一般家庭向けに発売されました。なんと、現在も生産されているロングセラー商品なんですね!

製造しているのは、秋田県湯沢市で創業し、およそ100年の歴史がある秋田木工です。

これまで100万脚以上(!)の売り上げを記録しているといわれるこのスツールですが、縁があり、中古の品がやってきました。かなり使いこまれていて、いい味が出ています。

キットを調達して、休日にサクッと張替え

座面のビニールレザーは汚れており、やや劣化していたので、せっかくだから座面の張替えをしました。

今回は、張替え専用のキットを使用しました。

サンゲツの椅子張替キット というものです。
アイボリーの合皮レザー、厚み1cmほどのスポンジ、黒い不織布の裏地がセットになったキットです。

中のスポンジと仕上げの裏地がセットになっていると、何をそろえればいいか分からない私のような素人にはありがたい商品です。

このキットはアマゾンで買いました。割と安めのキットでしたが、レザー調は高級感が出ますよね。張替え作業もしやすく、日々のお手入れも簡単です。

家具は自分の手でメンテナンスしていくのが目標です。

自分の家にある家具は、できる限り自分の手でメンテナンスしていきたい!という目標があるので、今後はその辺の技術や知識も増やしていきたいと思っています。

▼今回は動画を見ながら作業しました。youtubeの説明動画は分かりやすいし、ホント便利。

まずは座面をひっくり返して、脚の部分を取り外します。かなり使い込まれていたので、ネジ部分には556をさしてから外しました。

無数に打たれているホッチキスの少し大きいバージョンのような針を一つづつ抜いてゆきます。専用のリムーバーがあると作業が早いですよ。

もちろん普通のホッチキス芯も外すことができるので、TVの壁付けを取り外すときも重宝しそうです。

レザーの座面に張り替えします

座面をあてて、スポンジをカットします。ボールペンで座面の形をなぞってからカットすると早いです。レザー生地は、スポンジの大きさより5cmほど大きめにカットしました。

いよいよ張替え!ガンタッカーが超便利

今後も椅子の張替えする予定なので、タッカーを購入しました。ダイソーにもあるらしい(300円商品?)のですが、この商品自体はそんなに高いものでもないので、初心者でも使いやすそうなお手軽なものを。

まずは直線部分をバシバシ打っていきます。残した曲線部分(角)は細かくプリーツを作りながら少しづつ…。はじめは戸惑いながらの作業でしたが、4箇所目が終わる頃には、かなり上達しました(仕上がりにムラが。笑)

余分なレザーをハサミで切り落とします

椅子のメンテナンスの記事でもご紹介した 新しいフッ素ハサミが、これまた いい仕事してくれます。この部分は、次の工程で隠すことになるので、そこまで丁寧にやらなくても多分大丈夫です。

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仕上げに裏地を貼り付けていきます

ネジの部分はハサミで穴を開けて、レザーのホチキス針が隠れるように丁寧に貼り付けていきます。裏地は留まっていれば大丈夫だから、間隔を程よく開けながら慎重に打ちます。

針を打つ作業は、失敗してもリムーバーでゆっくり取り除けば、何度でも打ち直せましたよ。

座面の張替えが出来上がりました!あとは脚と合体して完成です。

初めてにしては、裏側もなかなか綺麗に仕上がりました!

このスタッキングスツール、めっちゃ軽いです!

はじめて持ってみた時に驚きましたが、このスツール…すごく軽いんです。足も細く、座面も薄めだからでしょうか。高度経済成長期に都市生活向けの家具として設計されたスツールだけあって、複数を積み重ね(スタッキング)できたり、省スペースで場所を取らないというところも気に入っています。

持つ部分が多く、片手で持ちやすい

たとえばアルテックのスツール60は、両手で座面を持ち上げて運ぶことが多いのですが、このスタッキングスツールは片手でもひょいっと持てるんです。しかも握れる部分も多く、いろいろな持ち方ができます。椅子自体の重さが軽いから、私はいつもサイドの曲線部分を片手で持っています。

曲木家具のスッキリとしたデザイン

曲線のあるデザインだと、なんとなく空間に柔らかさが生まれるんですよね。ソファと座卓が直線でカクカクなので、適度に曲線のものを取り入れるようにしています。特に、木の曲線は空間にも温かみが出るのでオススメです。

曲木加工に最適な素材なブナ材が使用されているようです。(曲木とは、1本の木を蒸気に当てて、熱いうちに曲げて型にはめ曲線を作り出す加工方法。秋田木工は日本で一番この加工の技術が高いらしい)

ソファのオットマン代わりにも使える

実は、座面クッション入りのスツールは初めて。ソファと合わせれば、ちょっとしたオットマンとして使うこともできますよね!子どもも新しい座面を見るなり、早速座っていました。

軽くて持ちやすいスツールは、どこへでも連れて行きたくなります。過ごしやすい季節になったら、ベランダに持って行ってもいいかも。

おまけ:こんな使い方も考えてみた。

座面裏に隠れているスペースに、ティシュケース(いつも買っているビニール入りのもの)が丁度入りました。ティッシュホルダーのような使い方ができそうです。子どもに速攻でイタズラされたので、外しましたが…いつかこんな使い方もしてみたいな〜。

▼省スペースで無駄のないパッケージ

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座面張り替え、超おすすめです

初めての座面張替え作業。動画を見て確認しながら一人でじっくりゆっくり作業して、60分くらいで出来上がりました。アイボリーの落ち着いたカラーがとっても気に入りました。シンプルなデザインだからこそ、合皮レザーもファブリックもビニールレザーも相性抜群なんですね。

張り替えの方法ですが思った以上に簡単で、今後も定期的に張り替えて気分転換していきたいな~と思っています。

慣れない作業は、便利な道具にも大いに頼ってみます

今回の張替えに関して、今まで持っていなかった専用の道具を手に入れました。とはいっても、タッカーは今後も座面張り替えに使う予定で、リムーバーは普通のホチキス用としても使えるので、文房具のスタメンになりそうです。

作業に使ったお助けアイテム

今回用意しておいて、なにげに役立ったアイテムたち。ネジを外す時に556をすると、滑りが良くなり作業がはかどります。
あと作業中に気がつくと細かい木?のゴミが出てきたので、傍らにマキタの掃除機を置いていました。片付け後の掃除もすぐに取りかかれました。

メンテナンスの知識、もっともっと深めていきたいです!

お財布を大事にする。ラナパーのレザートリートメントを使って簡単メンテナンスしました。
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2017年になってから使っているm+(エムピウ)の極小財布 「ストラッチョ」。毎日持ち歩き、約半年が経ちました。



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