一気に秋の気配になってきましたね。先日、クローゼットを冬物の洋服に入れ替えました。
一番に感じたことは、「やっぱり持っている服が多すぎる…!」ということ。特に冬物はセーターやダウンなどのボリュームのあるアイテムが多く、それだけでクローゼットを圧迫してしまいますよね。
毎シーズン、新しいデザインや素材が発表されるファッション業界。魅力もいっぱいですが、無駄な浪費は避けたいところです。今回は私が最近実行している「衝動買いをなくす仕組みやコツ」をご紹介したいと思います!
ショッピングアプリの削除
買うという行為がいつでもどこでも簡単にできてしまう、便利なショッピングアプリ。
普段は食費や生活費を頑張ってコツコツ節約しても、一度ポチっとするだけで何千・何万円も消費してしまうのは、とっても残念なことをしている…!という事に気が付き、そもそも簡単に購入できるシステムを無くしてしまえば、こんなことも起きないのでは!と、ある日「洋服が簡単に買えてしまう系」のアプリを全部消してみました。
ついでに、眺めているうちに服の購買欲がムクムクと出てきてしまうWEAR(インスタグラムの洋服版のようなアプリ)も削除。いくら他人が素敵に着こなせていたとしても、実際に自分が素敵に着こなせるかは別問題なんですよね…残念ながら。。
売る系アプリの削除
たとえばメルカリやヤフオク!など。自分が不要になったらフリマアプリやオークションで売ってしまえばいい、という思考を巡らせないように売る系アプリも削除してみました。
自分が不要になった時に売ればいい、とはいっても、冷静になって売る時の手間と時間を考えると…そもそも後で不要になるものなど、初めから買わなければ、それに関わるお金も時間も無駄にならないね…?!ということで、ある程度考えてから買う、という練習ができました。
初めから売りにくい(売るのが面倒になる)環境をつくってしまって、「買う時のハードル」をもっと上げて、少しでも無駄な買い物も減るといいな〜と思っています。
”色チ買い”は下着と靴下だけ
試しに一枚買ってみて、すごく着心地が良かったカットソーなど、色違いで買い足したくなってしまいますが…残念ながら、複数買いして枚数増やしたところで、すべてをまんべんなく着こなせた記憶が殆どありません…(とほほ)。
ただし、下着だったら色違いを買っても洋服にほとんど影響はないので、買い替えてもOKという事にしています。インナーであれば、季節関係なく1年中つかえますよ。
▼一年中使えるといえば下着だけでなく、ファルケの靴下も年中履いています。こちらも季節関係なく毎日ローテーションで使う事ができますね。
▼お気に入りを見つけたら、ついつい追加で買っておかないと不安になってしまったりしてしまうのですが、初めから定番品を選べば、今持っているものがボロボロになった数年後でも買える可能性は高いので、慌てて買わなくても大丈夫なんですね。
服は消耗品と心得る
綿やウールなど天然繊維で出来ている洋服。どんなに大切に着ていても、丁寧にメンテナンスしても、沢山使えば使うほど新品のようなコンディションを保ち続けるのはすごく難しいと思っています。
今のところレザーやジーンズのように経年変化が楽しめる洋服は一着も持っていないので、今持っているものを自分できちんと消耗して、また必要になった時に買い替えることにしました。
身の丈をわきまえる
本多静六さんの本で、こんなことが書いてありました。
”自分のネウチが銀もしくは銅でしかないのに、暮らしのほうは金にしたい。金メッキでもいいから金に見せかけたい。こういった虚栄心から多くの人が節倹できないのである。”
仰る通りです…!考えてみれば、自分のような一般人の主婦が見栄を張る必要などないんですね~。TPOをわきまえつつ、普通に清潔にしていれば、とりあえず世間的には大丈夫みたいです。
自分が気にしているほど、他人はそれほど気にしていない。と気楽に考えていれば、もっと身の丈暮らしが捗りそうです。
▼ちなみにこの本です。ずっと読みたいなと思っていた本。Kindle Unlimitedを始めて、すぐに読みました。
洋服を減らしたら、いいことが待っているかも
去年とっておいた冬服たち。衣替えをした時に、今年は着る気分じゃないアイテムをエイヤと処分しました。
一年でこんなにも気分が変わってしまう自分にもビックリしますが、手放した分、新しい何かに出会える可能性が増えるとしたら、ワクワクがとまりません。
変化を恐れずに循環していきたい!
一着の洋服を大切に長く使う事はとても大事だけれど、体型(サイズ)の変化・好みの変化・洋服自体の劣化具合(毛羽立ち・穴・シミなど。人から見られてもはずかしくないものか)を考えながら買い替えたり手放したりするスキルも大事だなーと感じます。
自分のワードローブについて、見つめ直す機会を定期的に作っておけば、過去の失敗を反省して衝動買いで失敗することも減るだろうし、新しい発見も見つかるかもしれませんね。
▼衝動買いを防止するために行っていること。