以前投稿しましたバッグの中身の記事、沢山の方にお読み頂きありがとうございます!
記事冒頭で、事情があり個人用の財布を持っていません…と書いておりましたが、自分のお小遣いについてはiPhoneのWallet(ApplePay)を使って運用しています。
今回は、自分用のお財布を無くして電子マネーに切り替えたことによる変化・メリットなどのお話です!
いま持っている、お財布はふたつ。
向かって左が、普段持ち歩く生活費用のお財布です。
そして隣にあるAppplewatch3が個人用のお財布となります。
ちなみに少額の現金は、基本的に家に置くようにしています。この運用方法にして約1年以上たったので、感じることを色々と書いてみようと思います。
きっかけはiPhoneのWallet機能
2016年9月、買い替えたiPhone7に電子決済の機能が追加されました。以前から、あれば便利なのになーと思っていた電子決済機能、すぐに取り入れることにしました!
もちろん、電子マネーを使う事によって、必然的にクレジットカードでの決済が多くなるわけですが…
セキュリティ面が心配
現金が手元に無いと不安
…と、いくつか不安要素がありました。でも、この問題たちは使っていくうちにほぼ解消されました。
「カードだと使いすぎるのでは?」問題
まず、カードを使いすぎて破産!なんてことは普通の大人であれば、まず起こりませんから安心してください。笑(普段からクレジットカードを上手に使っている方なら、既に常識の話でしょう)
日本はいまだに現金主義が強い印象で、ショッピング時にカードで支払う事に抵抗がある方もとても多いと思います。使いすぎが不安な場合は、月額の利用限度額を少額にしておけばいいだけの話ですよね。
「セキュリティが心配」問題
セキュリティについては、そこまで心配していません。むしろ、お財布に現金入れて持っている方がセキュリティがゆるいと思いますがどうでしょう…?
1年使ってみて、スマホ本体に入っているカード情報の方がよっぽど安全なのではないかなーと思っています。ApplePayは、支払い決済時に指紋認証までついていますから、悪用されることもまず無さそうです。
「現金がないと不安」問題
最大の悩みは、現金を持ち歩かないと、ちょっと不安になるというところですね。
この点は、イレギュラーさえ起こらなければ問題ありません(突然の通院・金券類の購入など)前もって現金が必要とわかっている場合は、忘れないように用意しておけばいいだけです。それでも不安な場合は、五千円札を折りたたんで持ち歩いておけば安心です。
電子決済はいいところが沢山!
電子決済、便利です!お財布&現金を思い切ってやめたことで、お金の使い方がガラッと変わりました。気軽に現金を払えないことによって、きちんと目的を持ってお金を使えるようになりました。
残高を強く意識するようになる
突然ですが今、自分のお財布の中にどのくらい現金が入ってるか把握していますか…?恥ずかしながら私は、現金で持ち歩いていた時には殆ど把握しておりませんでした…。
ところが電子決済をするようになって、支払い時に残額を毎回確認する(決済時の画面で残額を見るようになる)という習慣が身について、残高もざっくりと記憶できるようになりました。
常に記憶してなくても、残高がiPhoneやAppleWatchの画面から10秒で1円単位まで分かりますから、レジに向かう前にササッと再確認することも出来ますよ。
現金で持ち歩いていたころは、お財布に入れていた1万円が細かく(千円札や五千円札)なると、お金が一瞬でなくなるなんてことがありましたが(笑)お札や小銭の概念が無い電子決済は、単純に残高の数値だけ注意して使えばいいので、実は運用がとっても簡単。金銭管理が苦手でズボラな私にもピッタリでした。
電子決済が使えない場所で買い物をしなくなる
電子決済が使えないお店もまだまだ多いですが、実はこれもメリットに。
ふらっと入ったお店で「なんとなく無駄遣い」をすることが無くなりました。なにせ自分のお小遣いで買う物は、大体が無駄遣いですから…(笑)これは私にとっては好都合でした!不便さがメリットになることもあるんだな~。なんて思ったりもします。
チャージがいつでもどこでもできる。しかもすごく簡単
クレジットカード一体型の電子マネーだと、オートチャージというすばらしく便利な機能もありますが、この機能を使ってしまうとお小遣いでの運用は、はっきり言って無理です(自動的に残高が増えるので、ついつい使いすぎてしまう)。
毎回手動チャージにすることで、残高にも注意するようになって、使いすぎないんですね。ちなみにチャージは、ApplePayから指紋認証で1分もかからずできますから、移動中や家でも出来てしまいます。簡単だし、とっても便利。
使用状況を即確認できる
電子決済をすると、履歴が勝手に記録されるので、どれだけ使用しているか・残金はどのくらいか。ということがすぐに確認できます。
電子マネー(suica)は、モバイルsuicaのアプリから使用履歴も確認できます。(前日までの使った金額・日付・利用場所・電車の場合は区間)もちろんチャージ履歴も残っています。
ちなみにクレジットカードはMoneytreeのアプリからも確認が可能。少しタイムラグはありますが、クレカもアプリで紐付けしていれば、履歴や使用状況も簡単に確認できますよ。大体、月内の使用状況を数値で把握しておけば、うっかり使いすぎることもありません。
お財布を無くすリスクが減る
お財布を持たなくなってみて気がついたのですが、現金や大事なもの(身分証)を常に持ち歩くのって、結構リスキーなことなんだな~と感じました。
人の多い都会で落としてしまったり、スリに遭ってしまえばもうそこで終わり…。日本でスリなどの被害に遭う事は殆ど無いとは思いますが、普段から出来るだけリスクは減らしておきたいですね。
お財布を持ち歩く手間がなくなる
スマホをお財布にしてしまえば、単純に持ち歩きの荷物がひとつ減ります。
ネットで調べてみると、平均的なお財布の重量は中身入れて300~400グラム前後。その分身軽になれるのがいいですね。スマートフォンも大画面化で重量が重い物もありますから、余計な手荷物は出来るだけ減らすことを意識したいです。
▼今使っている生活費専用のお財布。余計なものは極限まで削ぎ落としたデザイン。本体の重さは30グラム!大匙2杯!
▼実用重視の私のバッグの中身です…
デメリット:初期費用が必要
自分用のお財布を持たない代わりに、電子決済が可能なスマホが必要だったり、もう少し便利に持ち歩きたい場合はAppleWatchも揃えたりする際に、本体代などの初期費用が発生します。(機種にもよりますが10万前後は必要と考えていいと思います)
もともとスマホが必要ない生活だったり、持っていない方には、この運用方法はあまりおすすめできないです。。
やっぱりセキュリティの高いお財布がいい。
たとえば現金の入ったお財布を落としてしまうと、もしかしたら戻ってこないかもしれないし…クレジットカードや免許・大事なカード類…お財布を開ければ、個人情報も簡単に分かってしまいます。ちょっと怖いですね…。
また、クレジットカードや銀行のカード、免許証などを無くしてしまうと各手続きに追われます。再発行などは時間もかかりますし、身分証の再発行も平日しか対応していない場合もあり、これが結構面倒だったりします。
そんな時も、大事なものはスマホに入れておいて、紛失してもロックさえ解除されなければとりあえずは大丈夫です。もしもの時は、位置情報も他の端末から確認できたり、遠隔でデータを削除もできすよね。
ちなみに、スマホは大事な個人情報が沢山入っているので、必ずパスコードや顔・指紋認証を使ってロックしておきましょう。
身分証と保険証が電子化されれば、ほぼ最強…?
あとは、身分証(マイナンバーや免許証)と保険証がスマホでも電子管理できれば、本当にお財布要らずで過ごせそうです。
スマホ本体と紐付けして、カード(実体)にしないことで、悪用も偽造もされにくいのかな…なんて感じます。日本の謎文化である印鑑もいい加減廃止になればいいのに…(外国みたいに全て直筆のサインだと、絶対に無くさないし、筆跡は簡単に盗まれないし、とてもいいな~と思います。)
通帳や印鑑など、無くしたらリスクになるものは、極力減らしていきたいところです。
家に少額の現金があれば安心
いまのところ、すべてを電子決済に…というのは少し難しいので、どうしても現金が必要になった時のお金を家に置いています。お札を数枚、小銭なんかも複数あると便利。生活用の財布の小銭が多くなったときに、トレイに移して、ざっくりと小銭管理しています。
さいごに。危険ゾーン…コンビニは要注意!
自分の暮らしに無くてはならない存在の電子マネーですが、電子決済の種類も豊富なコンビニは注意です。
スイカやパスモ、iD、クイックペイをはじめ、基本的にどんな電子決済も対応しており、電子マネー使用者にとっては、ものすごく便利な空間になっています。
普通においしいコンビニスイーツや安価なドリップコーヒー。商品の誘惑も半端ないですから、ついふらっと入店しないように注意です!
というわけで、1年間自分用のお財布を持たなくても大丈夫でした。
お財布を持たないかどうかは、それぞれのライフスタイルにもよると思いますが、実践できそうな方は是非取り入れてみてくださいね!
電子マネーが便利すぎて、本来使わなくていいところで使いすぎてしまわないように上手に使いこなせていけたらな〜…と思っています。くれぐれも浪費はしないように財布の紐(財布ではないけれど笑)はしっかり締めていきたいです!