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引田ターセンさん・かおりさん夫妻の暮らしを見習う5つのアイデア

少し前に放送していた、Eテレの趣味どきっ!『幸せになる 暮らしの道具の使い方』 第8回 二人の日常 整理を楽しむ  引田ターセン&かおり夫妻 (パンの店 オーナー)の番組内で、素敵なお家とともにお二人の暮らし、整理整頓のルールや収納について放送されていました。

 

引田さんのお宅はよく雑誌などでもお見かけしており、前の家も素敵だったのですが、新居もとても素敵でした!整然としてホテルのようなんだけれど、ぬくもりのある・心地よい空間…私にとって、あこがれのお家です。

そして、引田夫妻のもの選びのセンスや暮らし方がとっても素敵!番組を見返しながら、見習いたいと思ったアイデアをまとめてみました。

 

 

1.バスタオルと手拭きタオルの統一

番組の中で紹介されていた「タオルは一種類だけ」という話。引田家では、長さ70cmの白いタオルを一種類用意して、バスタオルと手拭きタオルを統一しているのだそう。また、バスタオルとして使っていたものは、古くなると足ふきタオル(バスマット)になり、足ふきタオルは入浴後に浴室の水滴を取り除く役目も果たしているそうです。

 

私の家でも、IKEAの幅100cmのタオルは、とても扱いやすくてバスタオルとして重宝しておりましたが、バスタオルとして使うだけでなく、手拭きタオルも統一してしまえばいいんだね…と目からウロコ。普段、家族で使う物なんだから手拭きとバスタオルを統一すれば、管理も簡単になりますよね。

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▲こちらで紹介しているタオル、IKEAに行くたびに調達しています

 

2.玄関掃除は「まめ」に

妻のかおりさんは、毎日の玄関掃除に濡らしたキッチンペーパーを3つ折りにしたものを半分に折って玄関の拭き掃除をしていました。「玄関は”いいもの”も”わるいもの”もはいってくるところだから、それを清めるという意味もこめて…」の一言に心打たれました。

 

キッチンペーパーだと、破けないししっかりと拭き掃除ができますね。しかも使い終わったらぽいっと捨てるだけ!これなら、毎日取り組めそうです。

▼玄関掃除、私はこの本を読んでから習慣になっています。玄関がキレイに掃除されていると、本当に気持ちが良いものです。

 

3.引出しをパソコンのフォルダのように使う

夫のターセンさんが、リビングにある大きなキャビネットの引出をPCフォルダに例えて説明していたのが興味深かったです。

 

1つの引出に1ジャンルをざっくり・中身は常にフレッシュに。というのは、分かり易くて管理もしやすいですように感じます。探し物も、あそこの引出に入ってるよ~と相手に伝えるだけで、家族のみんなが自ら探してくれそうです。使わない時は閉じてしまえばスッキリ、そして埃もつきにくいところがキャビネット収納の良いところですよね。

 

年を取ると記憶もあいまいになり、大量の物の管理は大変になりますから、自分も将来は大きな引出キャビネットを使って、ジャンルごとに収納を取り入れたいな~と思いました。

 

引出しの収納の中身の一部も紹介されていました。宅配用の小銭を小分けのケースにざっくり収納していたり、とりあえずの物を入れる「一時保管」専用引出しだったり…。生活動線に沿って、引き出しの位置も決まっていました(玄関に近い引き出しには着払い用の現金、テーブルに近い位置にはカトラリー類、鏡の近くには身だしなみグッズ…など)

見えている場所はスッキリみせるために、「引き出しの上にはむやみに物を置かない」というルールも。シンプルな空間に小さな置物やシンプルな鏡がとても映えていました。

 

4.アルバムのミニマム化

これは自分が将来是非やってみたい!と思ったアイデア。

 

アルバムは超厳選した写真だけを1人1冊づつ(家族で計4冊)保管しているそうです。なんと他の写真はすべて処分してしまったそう…!

少しびっくりしましたが、何十年も経つと、大量の写真整理って本当に大変ですから、自分が元気なうちに このくらいのボリュームまで減らしておけば、見返すときも見せる時もいいですよね。

手に届く場所に置いてあるから、いつでも見返すことができますし、殆ど見返すことのない大量の写真を無意味に保管しておく必要も無くなりますね。

5.新月ノートを書く習慣

妻のかおりさんは、新月の日にノートにお願いごとを書いたりしているそうです。この習慣は10年以上続けているのだそう。

ももせいづみさんの願いごと手帖に通じるものがありますね。
今の自分は何をしたいのか?どんなふうになりたいのか…アウトプット(書き出してみる)ことで、自分自身を見つめ直す機会にもなり、頭の中も心の中も整理されそうです。

 

「余白がないと、新しいものが入ってこられず、良い循環が起きません。(中略)だから、出会いを逃さないように、物理的にも精神的にも周りを整理して、余白を残しておきたいのです。余白を作るために何かを手放しても、必要ならまた手に入れればいい。そう考えれば気持ちも軽くなるはず。」とかおりさん。

 

どこの収納にも必ず余白を設けるようにしていたのが、とても印象的でした。入ってくる物をいつでも気持ちよく迎え入れることが出来るように、日々の整理でスペースを設けて準備してあげるのは本当に大事なことですね。

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▼4/6に、引田ターセンさん・かおりさんの新刊「二人のおうち」が発売されています。こちらもあわせて読んでみようと思います!

▼番組を見逃してしまった!という方は、NHKの趣味どきっ!テキストも発売されていますよ。