新年度が始まり、あっという間に1ヵ月が経ちましたね。子どもも大人も、新しい環境に慣れ始めた時期でもあります。
同時に、学校での宿題や自宅学習をする機会もだんだんと増えていき、机に向かう時間も増えてきました(とはいっても、まだ一日10分ほどですが^^)
娘が小学生になるにあたって、学習机(専用家具)などは揃えず、まずは家にあるもので補ってみる。それから問題があるたびに解決していこう!というゆる~い感じでリビングの学習スペースづくりをしています。
この方法で実際に始めてみて、真っ先に直面した問題は「机周りの収納スペースがゼロ!」という初歩的な事でした…
最初のころは、リビング学習スペースを作る上で必要なもの(本棚・ペン立て・鉛筆削り・テープなどなど…)を、まずは机の上に並べて使ってみましたが、これだと問題が多発。
- 使っていると、あっという間に机上が散らかってしまう
- 片付けても、常に机の上にそのまま置かれているので一見ゴチャゴチャな印象
- 帰宅後、ランドセルが玄関やリビングに散乱
という自体になっていました(とほほ…)やっぱり収納なしで学習スペースを作るのは無謀でしたね…。
あと、置く場所がフワフワしていると、どこに置いていいのかわからない!=その辺に置いてしまう ので、小学1年生には「戻す場所」を明確にしてあげる必要がありました。
デスク用のキャスター付きキャビネットを購入することになりました。
持っていたテーブルを机に流用してみたものの、すぐに散らかってしまう…というのは、テーブルには引出しもフックも棚も…収納をお手伝いするツールがなにもないから当然の事態でした。
ということで、補助的な役割の収納家具を買うことに。
デスク収納家具を選ぶにあたって気を付けたことは、このあたりです。
- ランドセルが置ける・教科書やノートや文具がまとめて収納できるサイズ
- かつ、ワゴンのサイズはなるべく小さいもの(大きいものは何かと管理が大変)
- 今のインテリアにすっと馴染んでくれるもの(できるだけシンプルなもの)
- 使わなくなっても、別の使い道がいくつか考えられるもの
ということで、本当~に色々な条件や場合を考えて、他のワゴンやデスクキャビネットとも比較しながら たどり着いたのがこの商品。
無印良品のパイン材デスクワゴン 8,990円
サイズ:幅24×奥行55×高さ58cm(詳しくは
無印良品から発売されているパイン材の小ぶりなワゴンです。以前に店舗で見かけたときは「ふーん」としか思っていませんでしたが、購入することになるとは…。
ある程度のサイズや重量があるものは、車がないから持ち帰ることも難しいので、通販一択です。今回はLOHACOで注文しました。前日の夕方16時ころに注文しましたが、翌日の午前中に届きました!すごく早い!しかも送料無料。
▼このシリーズのデスクワゴンです!
無印良品のお買いものはLOHACOが便利すぎます。
実は無印良品の公式での買い物は、基本的に家具の配送は有料の場合が多いです(キャンペーン中は○万円以上で送料無料などがありますが…)
LOHACOは1,900円以上であれば、小型家具※や文房具などが送料無料になります。送料を考えることなくお買い物ができるんですね~。(※送料が有料になる家具は+特別配送料の表記あり。商品ごとに確認してみてくださいね)
完成済みの商品が、梱包されて届きます。
段ボールを開けると、完成済みの商品が入っていました。
組み立ては時間はゼロ、専用工具も必要なし。箱から出せば、すぐに使えます。梱包ゴミもほぼ段ボール素材なので、リサイクルが可能。発泡スチロールなどの嵩張るごみが少ないのも良いですね。
実物が届いて感じたのは、なんてスッキリとしたデザインなんだろう!というところ。このワゴンがスッキリしているのは、よく考えられたデザインに秘密がありました。
・ほぼ直線・平面でできている
→装飾が無かったり、デザインにも丸みやデコボコがないから、視界から入ってくる情報も少ない=スッキリです。
・余計な色や装飾がない
→木目がナチュラルなパイン材と、白のスチールが少しだけ使われています。
・キャスターの部分がほぼ隠れている
→特に気に入っているのが下についているキャスター部分が隠れているところ。いくらシンプルな家具でも、足元に黒いコロコロが見えていると、一気に生活感(この場合はオフィス感?)が上がりますね。こういった部分は極力見えないようになっていることで、スッキリ感がアップしています。
カウンター下に置いても、この小ささ。収納家具でよく問題視される圧迫感やゴチャゴチャ感はゼロです。将来的にローテーブルで座卓学習もできるように、このカウンター下に収まるサイズが欲しかったのです…。
B5とA4を基準に考えられたサイズ
日本の学用品で多く普及しているのが、B5とA4のサイズですね。今は、A4サイズ対応のランドセルが主流です。
ノートや教科書、プリントを上手に収めることができる=A4とB5どちらのサイズも収納できる という条件が必須でしたが、上段はB5サイズ、最下段はA4が収められるので条件を十分満たしています。
上段のトレイは、ほどほどに隠せてアクセスもしやすい
オフィスなどで使われているデスクキャビネットの最上段は、フラットになっているものが多いですよね。このワゴンは4cmほどの高さの枠が付いており、普段よく使う文具はこちらにまとめて収納しました。
座っているときは真上から探しやすく、デスク下に隠しているとき(使っていないとき)は収納部分が程よく隠れることで、見た目もゴチャゴチャしないというメリットがあります。
あえて引出し式の収納でないことで、有効な収納スペースも増える
中段~下段は、高さが固定されているシンプルな棚が付いています。
ここを引出し式のデザインにすれば、よりスッキリ感が増すのですが、シンプルなオープンラックタイプもメリットがいくつかありました
必要なものにアクセスしやすい
ワゴンを引き出した状態だと収納指数はほぼゼロ。ということで、必要な文具にアクセスしやすいのです。
オープンタイプの棚は、小学生でも分かりやすく、出し入れしやすいと感じます。
見えるところに収める=目的のモノが見つけやすく、アクセスしやすい=子供にも使いやすい! という良い循環ですね。
ほどほどに軽いから、安定感もあって動かしやすい
パイン材ワゴンの重量は7kg。大人が一人で持ち上げられるほどの重さです。高さも58cmなので安定感は抜群。本などの重量があるものを置けば、もう少し安定感が増しそうです。
例えば、同じ無印良品のスチールキャビネットは、本体だけで重量22kg。スチールキャビネットの小さいタイプでも約17.5kg。スチール製は丈夫で安定感もあるけれど、動かしたい時に少し重いのがネックでもありますね。
リビングに置くことを想定すると、床掃除などで動かす機会も多くなると予想されるので、通常のデスクキャビネットよりも少し軽めのものが便利です。
お掃除の時も、片手でススッとスライドすればいいだけなので本当に楽です。
下段はオープンラックだから、収納用品スペースも融通が利く
ワゴンの最下段は、両サイド(側面)が開いているデザイン。横から少しはみ出ていますが、ランドセルを最小限のスペースで納めることができます。
今はまだ学用品も少なく、スペースに余裕があるので寝かせて収納していますが、将来的には手前にフックを付けてランドセルを引っかけるようにしたいと思っています。
最小限のタイプを選ぶことで、部屋の圧迫感も少ない
キャビネットのサイズが最小限なので、ちょっとしたスペースに置くことができます。
オープンラックのいいところは、縦にも横置きにも自由に使えるところですね。
デスク下に縦向きに納める
縦に置いて、デスク用キャビネットに。
もともと小ぶりサイズのワゴンなので、ほとんどのデスク下に収まるのではないかなーと思います。奥行き60cmのデスクも余裕で収まります。サイズが小さいので収納時も邪魔にならず、横にスツールを置いて子供の傍で勉強を見ることもできます。
カウンター下に横向きに納める
横に置いて、オープン棚のように使う事もできます。
ここに置くと、ほとんど視界に入ってこないし、アクセスもしやすい!リビングで家族の共有物を置くワゴンとしても重宝しそうです。
従来のキャスターのように動きまわらないのが逆に便利
このワゴンについているキャスターですが、一方向・左右(前後)にしか動きません。
一見、不便なようにも思えますが、机で使うということは、実際はそんなに動かさないんですよね。自由に動かせられないから、不思議と安定感もあります。キャスター自体のサイズも小さく済むので、よりコンパクトなワゴンになっているのかなと感じます。
無印のファイルボックスが使える
下段には、
これはもともと家にあったものです。複数を並べて本棚のようにも使えるし、今のように一つだけ置けば、ちょっとした本棚にもなります。
下に目立たないストッパーが付いているので、出し入れの時にファイルボックスごと後ろに行ってしまうこともなし。
一つの家具を使い続けるために考えていること。
ある用途限定の家具を選ばないことで、将来的にはこんな使い方ができるかな?と考えています。
今回のデスクワゴンは、こんな感じにも使えそうです。
リビング…文具、リモコン、ティシュなど…良く使う日用品をまとめて収納できる便利なサイドテーブル
寝室…ガジェットの充電スペース、パジャマ、照明、絵本、保湿クリームなどをまとめて置いておけるベッドサイドのワゴン
洋室…将来的に導入されるであろうプロジェクターやPC、据え置きゲーム、電子機器をまとめておく棚
洗面所…タオルやドライヤー、上段のトレイにはメガネや時計を仮置きするスペースとして
生活環境や家族構成が変化しても、色々な用途で使えそう(そして実際に使っている場面が想像できる)ものは、この先も長く使える家具という証拠ですね。
選ぶサイズが小さいことで、小さなスペースにも使うことができます。
そして、みんな大好きな無印良品の製品を選ぶメリットもいろいろありますよ~。
無印良品は、人に譲りやすい
性別や年齢が関係ない無印良品の家具。性別の違うきょうだいで使いまわすこともできるし、無印良品はとてもメジャーなメーカーということで、欲しい人がいればすぐに譲ることもできそうです。
現代では粗大ごみも有料の地域が多いので、もしも不要になってしまったとしても、必要としている誰かに譲ることで、結果winwinになりますね。
無印良品は、日本の家に合うサイズ感
無印良品の家具は、サイズ感も良いです。IKEAのサイトで収納家具を眺めていると、すごくリーズナブルで、素敵なデザインの家具!と感じることも多いのですが、店舗で実物を見ると第一印象が「デカッ…!」という場合が多いです。
日本の家のサイズにぴったりな家具は、やっぱり無印良品だなーと感じます。無印良品はシンプルなデザインが多いので、色々な部屋で使えるのもいいですね。(ちなみに、画像にあるローテーブルも無印です^^)
無印良品の収納用品とも相性がいい
今回のワゴンも定番のファイルボックスがピッタリだったり、とにかく家具と収納用品は無印同士だと相性がいいです。収納用品のサイズ展開も豊富なので、無印の家具=無印の収納用品のコンビネーションは本当にすばらしいです。
家の収納家具は、無印良品が最強説
考えられたデザイン、収納用品のサイズのバリエーションが多い、値段もそこそこ、取扱い店舗が多い、インターネットでも購入できる…と、なんだかんだ言って、家で使う収納家具は無印良品がド安定&最強ですね。洋室にも、和室にも、北欧インテリアにもなじみやすいです。
新しく仲間入りした小さなワゴン。この先もずっと便利に使えますように!
▼LOHACOで取扱のある収納用品はこちらからチェックできます
おまけ:これも検討してました。
色々な種類のボックスを組み合わせて、ちょうどいい家具が作れてしまうキューブボックス。色々さがした中で、こちらも候補でした。
しかし 、単品では買いやすい値段で揃っているものの、キャスターやら、オプションを色々つけると意外とお高かったんですね…。
カラーボックスは収納に使いやすい家具ではありますが、見える場所に出しっぱなしにするのはもう少し素敵なものの方が(個人的に)嬉しいです。
おすすめ記事です^^