固定電話って必要なのかな…? と考えています。
家にある固定電話。現在ではスマートフォンで連絡を取り合うのがメインになっていますので、普段ほとんど使うことは無く、残念ながら、ほぼ置物化しています…。たま~~に電話がかかってくるくらい。
在宅時も留守番応答にしていて、要件がある方はメッセージを残してもらって、こちらから折り返し…という使い方が多いです(留守電にしておけば、どうでもいい勧誘だと無言で切られるので、いちいち応答せずに済みます)毎日使う事が無い固定電話、現在は毎月1700円前後の金額が請求されています。年間換算すると、約2万円。はたしてこの価値はあるのだろうか…と考えています。
「物」としての問題
固定電話を契約していると、電話機本体はもちろん必要で、その本体を置くスペースも必要になります。ほんの10年前は、まだまだ固定電話は主流でしたから、リビングに電話を置くスペースを設けたり、もっと生活に密着していた印象でしたが…今では使用頻度が低いから、出しっぱなしにしておくと結構邪魔なんですよね。
親機をリビング外(普段は使用していない個室)に、子機をキッチンに置いています。子機だけであれば、場所も取らず、コンセントがあればどこでも設置できるので、取りやすい場所に子機を配置しています。
震災直後に通話ができた
3.11の時、東京では大きな地震がきた直後に固定電話で通話ができました(その後、しばらく使えなくなりましたが)まだまだスマートフォン(ツイッター・LINEなどのネットで連絡が取りあえるもの)があまり普及していなかった時期でもあり、身内とはじめに連絡が取れたのが固定電話でした。当時、安否確認が取れて(声が聞けて)ホッとしたのを覚えています。
電気供給が無くても使える
電話線は微弱な電気が流れています。なので、電源を使わなくても電話機さえつなげれば通話はできるんですね。分かりにくいかもしれませんが、昔の黒電話は本体に電源コンセント(ACアダプター)がなくても、モジュラージャックに電話線さえつなげれば通話できていましたよね? あんな感じです。たとえば停電時も、固定電話は使用可能なんです。
家では、いざという時に電話線のみでも使える電話機
たとえば…ヤコブ・イェンセンの電話機↑ これだったらインテリアも邪魔せず、電源も不要です。シンプルに通話だけできて、FAXや留守電機能などがいらない場合は、デザイン優先でも良いかもしれませんね。
▼余談ですが、家で使っているテレビはヤコブ・イェンセンがデザインしたものです!
スマホの通信費を減らせば、トータルでは家計に影響ない
2年ほど前に夫婦のスマホ契約をSIMフリーに切り替えたので、携帯電話+固定電話両方運用でも毎月の通信費は約6000円ほどです。
通信費に毎月何万も払うのはもったいないですが、トータル6000円ほどであればガラケー時代とさほど変わりません(むしろ今の方が安いくらい)ので、家計にもあまり影響してきません。(当然ですが、スマホの本体代は別ですよ~)
※6000円の内訳は、SIMフリーのスマホ(2台分)料金(約4500円)+固定電話の基本料金(約1700円)
ちなみに、家で使っているのは
もしもの時に、連絡手段は複数あったほうがいい。
通信技術が発達している今では、お店の中や、地下鉄にいても殆どの場所で携帯の電波が届きますので、普段の連絡手段はスマートフォン一択です。
でも、もしもの時…やっぱり固定電話が役に立つかもしれません。複数の手段があれば、その分連絡を取る選択肢も増えますので、安心かなと思っています。(月額使用料が安く、一般家庭でも普及しつつある「IP電話」は、停電時は使用できなくなります。ご注意を!)
まとめ。固定電話廃止は保留
ほとんど使っていないのにもかかわらず、年間約2万円発生している固定電話ですが…我が家の場合、もしもの時に連絡手段を多く持っていたいことと、就学後の子どもの連絡網や子ども同士の連絡手段など…まだまだ必要になってくるケースがあるかもしれませんので、ひとまず継続していこうと思っています。
ただ、10年後は通信技術やサービスがどうなっているか分かりません。今のようにお金を払ってまで固定電話を契約する意味があるのか…今後のことも慎重に考えながら、定期的に見極めていきたいところです。
↑現在家で使っている固定電話は廃番になっているようですが…各社色々な電話機がありますね。親機と子機のセットは便利ですよ〜。
↑ちょっと調べてみたら、毎日の連絡手段で便利に使っているLINEも、SIMフリーのサービスがあるみたいです。契約プランによってはLINE、Twitter、Facebook、Instagramはデータ消費ゼロですって!普段からSNSを多く利用する人にはありがたいサービスですね。